| みんなで作ろう21世紀の大企業! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 第2部先輩企業を研究しよう
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第8回 オンラインコミュニティー・eBay |
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| インターネットビジネスの世界は、昨年のクリスマス商戦を契機に競争が更に激化してきた。その中にあって売上・利益ともに好調な伸びを示している企業がある。単なるインターネットを利用した通信販売ではなく、世界最大のオンライン個人取引コミュニティを目指す「eBay」というアメリカの企業だ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
eBayとは? |
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| eBayは、1995年に設立したオンライン上で個人間の売買を行うユーザーを集めた世界的なコミュニティーだ。ウェブ上のオークションという形式で売買を行う年中無休のフリーマーケットをイメージすればよい。登録ユーザーは380万人を超え、売りに出ている商品も200万を超える。 eBayの国際担当副社長、スコット・バーナム氏から6月に来日した際eBay成功の要因を聞くことが出来た。一つ目は、ホームページサイトでのナビゲーションが簡便であることとその機能性が高度であること。つまり、誰もが簡単に自分のほしいものを見つけることができることとプライバシーが守られるというセキュリティが保証されるシステムであること。二つ目は、高度なコミュニティーマネージメントをしていること。サイトに対するロイヤリティの高い人、熱意のある人の集まる場所となっていること。すなわち参加者の意識がeBayを自分たちのサイトと思いコミュニティーにしていること。これは非常に強いコネクションとなっている。三つ目は、爆発的な成長性。毎年 40%から70%の伸びを続けている。ビジネスパワー @一日あたりのデータ A成長推移
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| システム概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 売り手は、まず自分の売りたい商品をeBayに登録する。登録内容は商品カテゴリー、商品タイトル、商品説明、商品写真、納品方法期間、オークション期限(3日、5日又は7日)だ。買い手は、ホームページの検索システムを利用して自分の欲しい商品を探す。見つかったら入札価格を入力する。一定の条件が成立すれば落札となり売り手と買い手が直接代金決済と納品を行う。売り手は一定のオークション掲載料と売買成立手数料をeBayに支払う。 オークションの種類 最低競売価格が決まっておりそれ以上の入札価格が提示されないと不成立となる「リザーブ・プライス」、入札者の電子メールアドレスがオークションの画面や履歴画面に表示されない形式の「プライベート・オークション」、同一品が複数売りに出される特別な「ダッチ・オークション」、このほかにアクセス制限がついている「エロチカ」と「成人向け」のオークションがある。カテゴリーの種類 商品のカテゴリーは、アンティーク、書籍/映画/音楽、コイン&切手、コレクション、コンピュータ、人形/フィギュア、ジュエリー/宝石類、写真&電子機器、陶器&ガラス、スポーツ関連アイテム、おもちゃ&ぬいぐるに分かれており、それぞれにサブカテゴリーがある。オークション内の検索 キーワードからの検索を基本として様々な角度から検索することだできる。一覧のタイトル だけを検索したり、すでに終ったオークションを検索して価格を参照したり、商品番号が分かる場合はその商品を直接検索することもできる。また、他のユーザーがどのようなオークションに参加しているかも検索可能だ。フィードバック オークションの信頼維持の一つに「フィートバック」がある。特定のユーザーについての感想や意見を交換するためのページで、入札すべきかどうか迷ったら、このページでその売り手の情報を入手し、決断することもできる。オークションでの評判の善し悪しは、このページの情報が重要な鍵を握る。買い手の支払状況などもわかる。eBayの企業プロフィール 本社はカリフォルニア州サンノゼ、社長はマーガレット・ウィットマン氏、従業員数は130人、売上高4740万ドル(98年)、純利益240万ドル、98年9月にアメリカの店頭株式市場ナスダックに公開している。http://www.ebay.com/ |
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| オンライン競売の課題 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 詐欺をチェックしているアメリカの非営利組織のインターネット・フロード・ウォッチの調査によると、98年にインターネット上で起きた詐欺事件で最も多かったのが競売を通じたものだ。同組織には詐欺に関する問い合わせが毎日200件程度あるという。詐欺事件はeBayでもオークション100万回に対し27回の割合で起きている。 日本でもインターネットオークションが拡大し始めた。昨年7月に設立の「オンセール」は中古車買取FC「ガリバー」と提携し個人向け競売に参入、中古車も扱う。「サードウェーブ」は、ブランド品や骨董品等1日 300〜400万円の取引が成立している。eBayも日本語のチャットボードやヘルプを充実させ取引拡大を狙っている。ネット参加者の増加は家庭内にある不要品をいっきにネット上の競売市場に放出させる可能性がある。 セキュリティをそなえたコミュニティを作り上げることができるかが成功の分かれ目となる。 |
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